2011年7月22日(金) 豊橋市美術博物館友の会主催 日帰り研修旅行

 白洲正子ゆかりの近江路をゆく ― 国宝十一面観音と佐川美術館・お茶室見学 ―

  ◎行き先・スケジュール

   豊橋【7:00発】 ― 佐川美術館(常設展・茶室内見学など)【10:30〜12:30】―

   近江八幡(近江牛の名店「毛利志満」にて昼食)【13:00〜14:00】 ― 

   白洲正子ゆかりの近江路(石道寺・渡岸寺・国宝十一面観音像など)【15:30〜16:45】

   ― 豊橋【19:30着】


  ★参加者の声(アンケート結果)はこちらをクリックいただくと表示されます。


  以下、レポートを掲載します。



◆佐川美術館
 1998年(平成10年)、佐川急便創立40周年を記念して開館。収蔵作品は、
 日本画家・平山郁夫氏と彫刻家・佐藤忠良氏の作品が中心となっている。

 2007年9月2日には、十五代樂吉左衞門の陶芸(樂茶碗)作品を展示する
 「樂吉左衞門館」が敷地内に新館として併設された。他の特筆すべき
 収蔵品としては国宝の梵鐘がある。

 美術館の敷地は大部分が水庭(人工池)になっており、水の上に浮かぶように
 見える2棟の切妻屋根の展示館は、そのデザインが高く評価されている。
 夏季の夜間はライトアップされる。(wikipediaより一部転載)


↓佐川美術館にて集合写真 その1
↓佐川美術館にて集合写真 その2
↓樂吉左衞門の茶室外観(佐川美術館内) その1
↓樂吉左衞門の茶室外観(佐川美術館内) その2
◆渡岸寺(どうがんじ)
 渡岸寺の十一面観音は、貞観時代のひときわ優れた壇像で国宝に指定されている。
 こういう観音に共通しているのは、村の人々によって丁寧に祀られている・・・

                                       『近江山河抄』より


 この十一面観音は、日本全国に7体ある国宝十一面観音の中でも最も美しい
 とされる日本彫刻史上の最高傑作といわれ、祈りの仏にふさわしい、慈愛に満ちた
 お姿の観音さまです。(滋賀県観光情報サイトより転載)


↓渡岸寺(門前)にて集合写真
↓渡岸寺(門前)
◆石道寺(しゃくどうじ)
 先日も湖北の石道寺という寺で美しい十一面さんにお目にかかった・・・

                                       『近江山河抄』より


 己高山麓にある真言宗豊山派の寺。平安末期の作と伝えられる本尊の
 十一面観音像は国指定の重要文化財です。

 欅の一本作りの唇には紅をひとすじ残しており、往時は極彩色の仏さまで
 あったことがうかがわれます。ゆるやかな姿態に流れるような衣をまとい、
 柔和で穏やかな印象を与えます。
 
 また、井上靖の「星と祭」にもでてくる子授けの観音様としても知られています。
 (滋賀県観光情報サイトより転載)


↓石道寺(拝観のようす)
↓十一面観世音菩薩


 レポート終わり。